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寝屋川市同志社香里中・高校専門コースの宇留島です。今日は、同志社香里中学の過去問(算数)についてのお話です。

ご相談を受けて見させていただくとほとんどのお子さんが算数で苦戦されています。

合格者平均と受験者平均の乖離が一番大きのも算数です。国語・算数は配点が大きいので(各120点満点)、算数で合否が決まるということです。

 

大問ごとの(1)問題は、目を瞑ってでもできるレベル。計算問題は絶対死守。この2点を抑えられれば120点満点中、50点は確実です。算数の合格者最低点は80点前後ですから、あと30点をどう乗せるかということです。

そこで各大問の配点構成比を見て見ます。

年度によってばらつきはありますが、構成の割合はざっくりこんな感じです。(学校が公表している配点表で換算しています)

①平面・空間図形(43%)

②速さ(15%)

③特殊算(15%)

④整数問題(14%)

⑤計算(13%)

この中で注目すべきは、図形問題の割合の高さです。

しかし、図形問題の約分は正答率が50%を下回っています。

驚きですよね、この事実・・・

(※正答率は一般公開されていません)

さて、塾対象説明会での同志社香里中学数学科の先生からのコメントをご紹介致しますね!

1、図形の出題割合が多い(角度、面積、容積、展開図、平面図形、立体図形)

2、計算問題(正答率が高いので注意)

3、🌟単位換算も出す

4、文章読解力、グラフや図表で与えられる情報を正確に読み取る(出題確率が高い)

<ここで差がつく!>

演算記号問題(計算ミス、和と差の積は2乗の差に気づくか?

標準的な問題に慣れているか?

※図形問題の難易度が高すぎると差がつかない(平面2020前期)

 

大手塾に通いながらも、適切なアドバイスを受けずに有名中学というざっくりとしたクラス分けで、全く無駄なことをしているなあというのが私の感じるところです。成績が上がらないと悩んでいらっしゃる方がいかに多いことか・・・

今やるべきことは、問題傾向に沿った指導です。

お子様が今どれだけの力があるのか、何ができていないのかを冷静に見極めやるべきことを徹底的にやる!シンプルにこれだけです。

至ってシンプルですが、お子様一人一人にあった指導方法、指導内容になりますから、大手塾や集団授業をメインとしている塾ではこのような指導は不可能です。

受験まであと70日足らずとなりました。日を追うごとにできることが限られてきます。どうしても同志社香里とお考えの方は1日も早くお問い合わせください。

まずは体験授業にてお子さまの今の状態を分析し、アドバイスさせていただきます。