Home > 中学受験 > しっかりと見てあげましょう

中学受験も最終模試が近づいていよいよ佳境です。模試の結果に一喜一憂するのもわかります。しかし、周りの大人はこの時期こそ冷静になって、最優先でやるべきことに目を向けましょう。

今まで受けた模試の分析はどうでしょうか。

意外とされていない方が多いです。

大問別の正答率をしっかりと見てあげてください。

どの単元に抜けがあるのかを見る。

本当は解答できるところを落としています。

ただのミス、と見過ごさないようにしましょう。

お子さんがどのレベルまでなら解答できるのか、

そこの見極めはなかなかお母さんでは難しいかもしれません。

ぜひ、塾の先生にご相談なさってみてください。

「ここは君、できる問題だ!がんばれ!」なんていう先生は失格ですよ。

何の問題解決にもなりません。何をどう頑張るのでしょう?アドバイスになっていません。

模試であれば、大問別の正答率で30%を下回っている(問1から間違えている可能性あり)、もしくは、平均から乖離している単元にマーカーする。

問1から間違えている場合は、解き直しをするのはもちろんですが、なぜ間違えたのかをきちんと振り返ってください。(自覚をさせること)

ここで大切なのは、ノートに解答のプロセスをきちんと書かせること。

自分のミスがわかるのと、こちら側としては、過程をみることでより良い解法を見つけてあげられるからです。(計算の工夫も含めて)

式や図を書くとこが最も重要です。割合や速さの問題は図を書けるかが勝負です。

当たり前のことを毎回実行すれば、それは必ずお子さんの力になります。

テクニックばかりを教えて、結果ばかりで評価するのは、お子さんの伸びしろを無くしてしまう行為です。

過程をしっかり見てあげる。

過程に対して評価してあげる。

時間と労力がを必要としますが、私が最も大切にしていることです。