同志社香里高校 合格 <保護者の声>
娘が誠学館さんにお世話になったのは小学校6年生になる前の春休みでした。
小学校3年生の時に同志社香里中学校・高等学校のダンス部のパフォーマンスを観て「絶対この学校のダンス部に入りたい」と娘の強い思いから始まった中学受験でした。
当初家から近い中学受験コースのある大手塾に通塾していましたが、毎日多くの宿題をこなし週3回の授業・授業の後に自習室を利用して勉強していたのに思うように成績があがりませんでした。
娘の志望校に特化した塾は無いだろうかと探していたところ誠学館さんのHPに辿り着き、
すぐ体験授業を受けその後の面談で「理科と社会は0状態ですね。」と言われ衝撃を受けました。
あんなに毎日勉強しているのに?多くの宿題をこなしているのに0状態?と信じられない気持ちでした。
通塾していたところの春期講習を申し込んだ直後でしたがすぐに誠学館さんに転塾を決めました。
テキストは既に購入済でしたが、誠学館さんでそれらを使用し授業をしていただける事になり、個人塾ならではの対応で教科書を無駄にすること無く大変助かりました。
入塾してから水曜日以外はほぼ毎日通塾しました。
時間がどれだけあっても足りないと言うほどやることが山積みでした。6年生の後半になり志望校の事を考えた時に娘は「同志社香里中学校以外行きたいところは無い」と言ったので受験校は同志社香里中学校1本にしました。先生方も娘の決断に賛成してくださいました。
試験当日まで本当に全力で教えて下さり娘も絶対合格したい気持ちで頑張り、やれることはやった!!という気持ちで挑んだ前期の試験は残念ながら不合格でした。娘は号泣ししばらく部屋に閉じこもっていました。いずみ先生から電話をいただき娘も落ち着きを取り戻し後期のテストに向けてもうひと踏ん張りしました。
ですが後期も不合格。家族皆がショックを受ける中、娘は不合格の結果に泣きませんでした。
娘は「地元の中学校に行って1番になって絶対に同志社香里高校に入る!!」とその日のうちにそう宣言しました。誠学館さんに通うようになって強く逞しくなったなと誇らしかったです。娘は前を向いているのに、私はしばらく受験の事を思い出しては涙が出ていました。娘が自分で決めた中学受験で目標を持ち周りの子達が遊んでいる中ひたすら勉強した娘に合格をさせてあげたかったなと思いました。
あんな過酷な中学受験しなければ良かったと後悔せず、本当に受験して良かった、頑張って良かったと娘自身いつも言っていて私たちはその言葉にとても救われました。
娘が前向きでいてくれることが嬉しかったです。そして私たち親も娘が自分で受験をすると決め小学生の時から努力することを学べた中学受験をさせて本当に良かったと思いました。
受験が終わり少し経ってから先生方より中学準備講座のプレゼントがありました。
共に中学受験を戦った仲間達と中学校に向けて勉強する機会を設けて下さいました。
受験前と違いリラックスをして勉強する時間が楽しかったようです。
中学校に入学してからは定期テストに加え、検定試験の勉強も頑張らなければなりませんでした。同志社香里高校に合格するには準備がとても大切で約3年かけて準備が出来ると思うとコツコツ積み上げていけばいい反面、3年間頑張り続けなければなりませんでした。
中学受験の勉強をしていたお陰で中学校での勉強は中学受験の復習をしているようだと言っていました。
ただ中学受験で英語は勉強していなかった為、少し苦戦しているようでした。
学校の課題・生徒会活動・塾の宿題・検定の勉強・学校のクラブ・習い事とやることが多く大変そうだなと心配になることもありましたが、小学3年生からのブレない目標のお陰でいつも乗り越えていました。
検定試験はタイミングを逃すと会場が満席になり、他県まで試験を受けに行くこともありました。
終わった後に「今回は自信がある!」や、「難しかった~」「簡単だった~」と感想を聞きながらお茶をした時間は良い思い出となりました。
検定試験ではあと一歩のところで合格出来ず苦戦する時期もありました。
先生に次で絶対合格するようにときつく言われた事もありましたが合格出来ないのには理由があるので、勉強の仕方や今の娘の心の状態を話す機会を設けて下さり見直すきっかけをくださいました。
目標の級に合格出来るかなと心配しましたが、
9月の中旬には検定の目標級に合格し学校の勉強に集中できる環境を整えて下さいました。
そして12/20に出願許可をいただきました。本当に嬉しかったです。
出願許可をいただいてからは娘が苦手な作文と面接の対策をしてくださり最後まで支えて下さいました。
2/11に合格通知を見た時は嬉しくて何度も何度も合格通知を見返しました。
誠学館さんでは勉強だけでなく気持ちの面でもたくさんの事を教わった4年間でした。娘は気持ちの切り替えが上手くなかったのですが、誠学館さんに通って気持ちを切り替える事や自分の機嫌を自分で取ることが出来るようになりました。
勉強の合間にも仲間とゲームをする時間を作ってくださったりクリームソーダを作ってくださったり、Tシャツ染めや毎年クリスマス会も開催してくださいました。同志社香里高校の文化祭にも一緒に行って下さいました。一緒にダンス部のパフォーマンスを観たこととても思い出に残っているようです。
とても厳しい先生方でしたが愛情たっぷり注いでくださった4年間でした。
今まで全力で娘と向き合ってくださった先生方には大変感謝しております。
そして4年間毎回その日勉強した内容、塾での様子、連絡事項など事細かに書いてくださった何冊もの連絡帳は私の宝物です。本当にありがとうございました。