未就学のお子さんをお持ちのお父さんから、こんな質問を頂きました。
「もうすぐ3歳の娘のためになる、おすすめのおもちゃはありますか?」
「幼児期にとにかく手、指先を使うことをしてあげて!」
これが答えです。
2歳から3歳は、指先機能の発達と、知能の発達が密接に関連してくる時期です。
この時期に指先をしっかり使うか使わないかで脳の発達に大きく影響すると言われています。
脳と手指の関係は、カナダの脳神経外科医であるワイルダー・ペンフィールド(1891~1976)の脳マップが大変わかりやすいですね。
人間の体の各部位の機能が、大脳のどこに対応しているかを表す脳マップです。これを見ると実際の体の部位の大きさとは全く比例しておらず、舌、唇、手の指、目の占める面積の割合が多いことがわかります。
手指が第二の脳であると言われる所以です。
さて、今日の子育てカフェでは、
「子どもの遊びと学び~パパの関わり方」をテーマに
手指を使うことはもちろん、脳にしっかり刺激が伝わることを意識しながら一緒に遊びました。
ここでのポイントは、
「しっかり見る」ことが出来ているかの声がけです。
例えば、パズルであればピーズを探す際の手がかりが必要ですね。
もとの絵柄と比較しながら、「何色のスカートかな?」「髪の色は何かな?」と、自分の探すピースのヒントを与えながら、「青色のスカート」や、「これはむらさき色のくつ!」と、子どもに言語化させてあげられたらより効果は大です。
パズルですっかり集中モードに。
そのあとは、見ながら同じ位置に置くという練習を通して通して、上下左右=空間把握能力を鍛えます。
パパもパズルに挑戦!しっかり手と脳を動かして頂きました。
パパでも、ママでも気軽にご参加いただける「子育てカフェ」
「考える遊び」を通して一緒に子育てについて学びませんか?